ドラマ『FINAL CUT（ファイナルカット）』1話あらすじ・ネタバレ。復讐劇のスタート！チェインストーリーも忘れずに！！

ドラマ『FINAL CUT（ファイナルカット）』第1話あらすじ・ネタバレをご紹介！

まずは、ドラマ公式ＨＰに紹介されたあらすじをご紹介！！

12年前、中村慶介（亀梨和也）の母・恭子が経営する保育園の園児が何者かに殺害された。

警察による捜査が進むなか、百々瀬塁（藤木直人）が司会を務めるワイドショー番組『ザ・プレミアワイド』は、恭子がまるで犯人であるかのように事件を取り上げた。

番組がきっかけで、世間からの誹謗（ひぼう）中傷にさらされ、次第に追い詰められた恭子は、ついに自ら命を絶ってしまう――。

その後、12年の時を経て、美術館で働く小河原雪子（栗山千明）は、絵の勉強をしているという男性と出会う。

妹の若葉（橋本環奈）が思いを寄せてデートを繰り返している相手とは知らず、好感を抱く雪子。

しかし、その男性の正体は、それぞれ素性を隠して姉妹に近づいた慶介だった……。

慶介は幼なじみの野田大地（髙木雄也）とともに、メディア被害を受けた人々の相談を受けるサイトを立ち上げていた。

そんな中、娘の心臓移植のために『ザ・プレミアワイド』の取材を受けたという母親・江藤喜美子（矢田亜希子）からの相談が寄せられる。

事実と異なる内容に編集され、放送されたという喜美子は、プロデューサーの井出正弥（杉本哲太）のごう慢な対応についても困惑していた。

かつて、井出、真崎久美子（水野美紀）、小池悠人（林遣都）、皆川義和（やついいちろう）らに苛烈な取材攻勢を受けた慶介は、再び同じ過ちを繰り返す井出を陥れるために動き始める。

一方、新宿中央署では、12年前の事件の捜査資料を見ている副署長の高田清一郎（佐々木蔵之介）の姿があった……。

そしてついに井出との対決の時を迎える慶介。

そこで突きつける、公開されると井出の人生を終わらせる映像――“ファイナルカット”とは？

（番組公式HPより引用）

『FINAL CUT（ファイナルカット）』第1話ネタバレ！！

～～　24年前　～～

中村慶介は母・恭子と手を繋ぎ今夜はハンバーグだよと楽しそうに話していた。

～～　12年前　～～

恭子が園長を務める、無認可保育園「ルミナスキッズ」に預けられた、熊谷志穂ちゃん５歳が遺体となって発見された。

情報番組「ザ・プレミアワイド」は、事件発生の夜1人で夜勤していた恭子に警察が事情聴取している事、現場から恭子の遺留品が発見された事、事件夜の目撃証言、保護者からのクレーム、7年前に離婚し女手一つで子供を育て生活が苦しかった、保育園の経営状態が厳しいなか1人で切り盛りし精神的に追い詰められたのでは？など、恭子を犯人扱いし一刻も早い事件の真相究明をと、司会者・百々瀬塁が報じた。

慶介は「違う、そんな人じゃない。嘘だ！そんなことするわけない、良い母親だった。なのにあいつらが！」と、夜勤の時でも必ず夕食の用意し優しい母だったと思い出していた。

あれから12年、真相なんていまだに分らないまま・・・慶介はその過去の動画を観ていたパソコンを閉じてトレーニングに出かける。

ランニングをしながら、当時母が「私じゃない、あの夜見かけたあの男」と泣きながら呟いていたのを思い出す慶介。

だが、事件の報道を見た周囲の人々は恭子を避けるようになり、陰口を叩き、保育園には嫌がらせ、自宅には“人殺し”と書いたFAXまで。

執拗に自宅を訪ねて来た「ザ・プレミアワイド」井出を、追い返そうとすると井出は「お気持ちよくわかりますよ、お辛いですよね。あなた方の助けになりたいんですよ」と魂胆のある笑みを浮かべていた。

そんなある日、慶介が学校から帰ると恭子は風呂場で手首を切って倒れていた。

「母さん！母さん！何で！？」と仕切りに呼びかけるが恭子はそのまま亡くなった。

トレーニングを終え、幼なじみの大地と合流し、広場のスクリーンに流れる「ザ・プレミアワイド」を見て、「やりますか」と大地が言い「あぁ、やってやるよ！」と返す慶介。

その夜、慶介は小河原若葉と待ち合わせしデートをした。

若葉は自宅に戻り、姉・雪子に慶介を運命の人だと惚気る。

しかし、出会って2ヶ月になるが付き合うという話も無く、部屋にも呼んでくれない、いつそうなっても良いように高級ブラを着けているのにと愚痴る。

人の幸せに興味が無い、無駄ブラと指摘する雪子に、「パッサパサに乾いたお姉ちゃんを、ふんわりまろやかにしてくれる人いないの？」と言い返す若葉。

雪子は若葉に運命の人の名前は？と訊ねると「タカハシ マモル。普通のサラリーマン」と答える若葉。

慶介は偽名を使っていた。

翌日、雪子は勤務する美術館で現代アート展を開いていたが、来場者が少なすぎて上司から「正直厳しい」と言われる。

作家を育てるのも美術館の使命だと思うと反論する雪子だが、採算性を取る事も重要だと指摘される。

落ち込み展示されている絵画を眺めている雪子。

そこに慶介が現れ、1枚の絵を真剣に見つめる。

雪子が慶介の後ろを通り過ぎようとした時、「希望ですか？」と慶介は唐突に訊ねる。

そして、自分は絵の勉強をしていてこういう絵が見たかったと言い「ヨシザワです。ヨシザワ ユウ」と偽名を告げる。

「小河原雪子です」と名乗る雪子。

「またいらして下さい」と言う雪子に、「はい、また」と約束する慶介。

自宅に戻った慶介、大地が来ていて２人で立ち上げた、メディア被害を受けた人々の相談を受けるＷＥＢサイト「MP.info.net」宛てに、１通の相談が来ていると知らせる。

相談者は江藤喜美子。

４歳になる娘・みずきが拡張型心筋症を患っており、心臓移植しか手が無いと言われ、海外での手術費の為に「ザ・プレミアワイド」の取材を受けたとの事だった。

その特集のおかげで募金額も増えたが、問題はその後「ザ・プレミアワイド」が病院側の問題点をあげつらい、小児科医不足・投薬ミス、自分達が受けたインタビュー、全てを「ザ・プレミアワイド」の都合の良いように編集され繋ぎ合わされ、まるで自分達が病院を告発しているように印象操作されていた。

司会者・百々瀬は「これは心配な状況、一刻も早くより良い環境の整った病院に移った方が良い」と煽り、結果多くの人々から今の病院は酷すぎるなど病院や担当医にまで抗議が殺到してしまったと話す喜美子。

病院側の対応は非常に親切で、移植手術が受けられるように委員会を立ち上げたり、全ての準備を整えてくれたりと感謝してもしきれないと話す喜美子。

「ザ・プレミアワイド」側に抗議をしたが、プロデューサー・井出はいつ連絡しても不在で音沙汰無し。

このまま受け流して良いのか悩み、相談のメールをしたと言う喜美子。

自分達にお任せください、その井出さんって人良く知ってますからと告げる慶介。

「放送協会賞」奨励賞を受賞したプロデューサー・井出。

その授賞式には大地が潜入していた。

「入社後、報道部に配属された井出さんはニュースボーダーの立ち上げに携わり、その後情報部に移動。ザ・プレミアワイドのディレクターを経てプロデューサーとなりました。毎朝誰よりも早く出社、新聞全紙を読む所から始まり、その独自の企画力は連日連夜に及ぶ会議から生まれるそうです。常に人と出会い生の声を聞くようにしているとの事。家では子煩悩なパパ、ちなみに奥様はモデルとしても活躍しているエマさん」と司会者が井出の経歴を話していると、別のテーブルのテレビ関係者はザ・プレミアワイドはやり過ぎだ噂していた。

受賞の挨拶をしている井出を余所に、同じザ・プレミアワイドのスタッフは評価されば手柄を横取り、何か問題が起これば消えると、忌み嫌っている様子。

みずきのことも適当にあしらえと指示を出していた。

大地はその事を家に戻り慶介に報告し、慶介は移動が正式に決定したと大地に告げる。

「やったぁ！おめでとう」と喜ぶ大地。

「いよいよ始まるな」と12年前の新聞の切り抜き記事を見つめ言う慶介。

「見ててね恭子先生」と大地も言い、慶介は「計画通り頼む」と大地に指示する。

翌日、大地はテレビ局に潜入し、取材で出払ったザ・プレミアワイドの部屋に隠しカメラを仕込む。

慶介はその映像をチェックし『忘れない、奴らが家に来た日』と心の中で呟く。

その頃、井出は警察庁刑事部 部長・芳賀と新宿中央署 署長と会食をしていた。

芳賀は先日の女子大生殺人事件の情報出しを待つよう井出にお願いするが、井出はスタッフが頑張っていたからと断ろうとする。

だが、マスコミ対応を仕切るのは副署長の高田だと聞き「高田さんが仕切られるのなら、まぁ」と身を引く井出。

一方、高田は12年前の調書を見ていた。

井出は会食を終え、芳賀達を見送った。

慶介はその様子を動画撮影し、翌日も朝出勤する井出の様子を携帯で撮影。

休みの日には息子の野球観戦に来ている井出を張り続けた。

だが井出は慶介の車を覚えており、慶介に近づき「昨夜も見たな、俺をつけているのか？目的は何だ？」と詰め寄る。

慶介が何も答えないでいると、「賞を取って目立ったかな、うちの番組は盤石だ！覚悟が違う、俺を叩いても埃一つ出ない」と告げ去って行った。

江藤夫妻はみずきの担当医から病院を辞めることを告げられ、責任を感じ、みずきにも何と伝えて良いのか迷っていた。

夫妻は井出を訪ね、謝罪を要求する。

だが井出は再度調べても構わないが、困るのは病院側では？それにここでモメると、せっかくあと少しとなった募金も、募金を集めるためだけの詐欺みたいに思われ集まらなくなると脅す。

夫妻はそんな風に思われる訳無い、事実じゃないからと反論するが、こういうのはどうにだって出来るんですよと、不敵な笑みを浮かべる井出。

江藤喜美子は、それらの事を慶介にサイト経由で報告する。

こうやって自分達は黙るしかないのだと。

『ふざけんな！黙るのは俺達じゃない、奴だ！』と心に誓う慶介。

慶介は「ザ・プレミアワイド」のスタジオにメールで井出を呼び出した。

「おい！なんだこれは？」と怒りを露に現れた井出。

そして「お前何なんだよ！ネタの売り込みか？」と訊ね、1分だけ時間をやるから、ことと次第によっては警備員を呼ぶと告げる。

「はい、プレゼント」とFINALCUT MOVIEのアドレスが書かれた紙を渡す慶介。

「これは？」と言う井出に「知りたい？見てみようか？」と、その動画を見せる。

そこには先日の授賞式の時に司会者が述べた井出の経歴に合わせ、「毎朝誰よりも早く出社」というコメントには、タクシー出勤をする井出が運転手が道を間違えたことに対し暴言を吐く様子、「新聞全紙を読む所から始まり」には、新聞のエロページを真剣に見ている様子、「その独自の企画力は会議から生まれるそうです」には、「弱いな殺されたって１人じゃないか、どうせなら５・６人殺されればトップに持って行けるのによ！」と会議で発言している様子、「常に人と出会い、生の声を聞くようにしているとの事」には警察関係者と会い、事件の報道を待ったをかけられた事を愚痴り、署長がキャバ嬢を囲っているからいざとなればそれを盾に脅してやると発言している様子、「家では子煩悩なパパ、ちなみに奥様はモデルとしても活躍しているエマさん」と言うコメントには、井出が息子の野球観戦に行った際に、女性とキスらしいのをしている様子の映像が流れた。

その映像に対し井出は「違う！これは息子のチームメイトの単なる保護者で、名前も良く知らない。コンタクトを落としたと言っていたので一緒に探していただけ。捏造だ！」と反論する。

だが慶介は「まぁ、こういうのはねぇ、どうにだって出来るんだよ！」と井出が江藤夫妻に告げたセリフを真似し皮肉る。

そして「カメラは人を葬れる、そう教えてくれたのはアンタだ！」と告げ、12年前井出たちが造り上げた疑惑の女園長だった母の事を話し、井出は慶介がその息子だと気付く。

「いつも怒った顔で、いかにも子供まで殺しそうな悪女、でも実際は女手一つ一生懸命働いて自分の事は後回し、どんなに忙しくてもいつも俺の事。なのにアンタらは何も知ろうとしなかった、疑惑の園長でもない、容疑者でもない、たった１人の母親、何よりも大事だった、何で母を犯人だと決めつけた？警察が発表する前から何でだ？」と涙を流し井出を問い詰める。

「決めつけたわけじゃない、番組の方針で」と答える井出。

「他に怪しい男がいただろう！」と怒鳴る慶介。

「知らない、聞いてない」と答える井出。

そして「また会いに来る、そのときは頼みを聞いてもらう。お前は断れない、これがある限り。全世界にこれを公開するかしないかは俺が決める。お前の人生を編集するのは俺だ。つまりこれがあなたのファイナルカットです」と告げる慶介。

井出は、江藤夫妻の要望を聞き病院側に謝罪、HP上での訂正をしたことを百々瀬に伝える。

百々瀬は怒り、井出が受賞したトロフィを机に叩きつけ壊す。

「ちょっと何か言われた位ですぐに謝るな！その程度の物を寄こしたのか、この俺に！俺は毎日顔を晒し大変だ大変だと声をあげている、今度そんな薄っぺらいネタを読ませたら、次こうなるのはお前だ」と壊したトロフィを井出に差し出す。

一方、慶介はその頃 新宿中央署の資料室に居た。

そして12年前の事件の調書を見ているとそこに副署長の高田が現れる。

慶介は今日から新宿中央署に移動になったと挨拶をする。

「IT強いんだって？データベース化が遅れているから頼むよ」と高田は言い、「気になるか、その事件？」と慶介が見ていた12年前の事件のことを言う。

慶介は「こんな事件あったな」と誤魔化し、先輩から聞いた話だが当時怪しいと言われていた男がおり、保育園の入っていたビルの上の階に、小河原法律事務所がありそこの長男・小河原祥太が、保育園の周りで何度か目撃されている。

だが祥太にはアリバイがあり、妹・若葉とずっと一緒にいた、もう一人の妹・雪子の方はあの晩、園長を見たと証言しており、まるで口裏を合わせるように、と話すと高田は君捜査の方が向いてるんじゃないか？良いね熱心でと言う。

慶介は調書の一部が破れて紛失したようだと伝えるが、高田は「これだから紙は早急に作業頼むよ」と言い去って行った。

『俺の目的はただ一つ、奴らに知らしめること。罪には罰があるという事』と心の中で呟いた。

その夜、閉館後の美術館を訪れた慶介は雪子に会うことが出来た。

二人は嬉しそうに会話し距離を詰めていった。

『必ず真相を暴き出してみせる、たとえどんな手を使っても』と誓う慶介。

第１話　完

次回第2話予告

中村慶介（亀梨和也）は、12年前に起きた女児殺害事件で、百々瀬塁（藤木直人）司会のワイドショー番組『ザ・プレミアワイド』によって、母・恭子（裕木奈江）を犯人扱いされ、結果、母親を自殺で失った。

そして現在、警察官となった慶介は、愛する母を奪ったメディア関係者への復讐（ふくしゅう）のために動き始める。

最初のターゲットは番組プロデューサー・井出正弥（杉本哲太）。

さらに、事件当時、捜査線上に浮かんだ男の家族である小河原雪子（栗山千明）と若葉（橋本環奈）の姉妹に、慶介はそれぞれ別人を装って近づいていた。

そんな慶介が運営するメディア被害に関する通報サイトに、今度は、『ザ・プレミアワイド』のディレクター・真崎久美子（水野美紀）についての相談が寄せられる。

スクープのためなら手段を選ばない真崎の取材によって、殺人事件の容疑者が逮捕直前に逃亡してしまったという。

かつて、言葉巧みに恭子に近づき、インタビューを行った真崎に裏切られた過去がある慶介は、次なるターゲットとして真崎への制裁を決意する。

そんな中、逃亡中の容疑者から真崎の元に一本の電話がかかってくる。

そこで持ち掛けられた“ある条件”に真崎は…。

はたして、慶介が激しい怒りとともに突き付ける公開されると真崎の人生を終わらせる映像…ファイナルカットとは？

（番組公式HPより引用）

FINAL CUT　チェインストーリーって？

チェインストーリーとは、ドラマ各話に隠された物語を映像化したGYAO!独占配信ストーリーです！

登場人物たちの過去、隠された秘密など、ドラマの各話と密接に繋がる重要な物語を描いたチェインストーリーを、各話テレビ放送終了直後から無料見逃し配信！（毎週火曜よる9時54分配信開始）

まとめ

初回から続きが見たくなる展開でスタートしましたね！

今の所一番怪しいのは副所長の高田でしょうか？

オリジナルストーリーなので二転三転する可能性あると思いますので、毎週欠かさず見たくなりますね！

最後までご覧いただき、ありがとうございます。