ドラマ『FINAL CUT（ファイナルカット）』9話（最終回）あらすじ・ネタバレ。真犯人と対峙！ラストに待ち受けるのは！？

ドラマ『FINAL CUT（ファイナルカット）』第9話あらすじ・ネタバレをご紹介！

まずは、ドラマ公式ＨＰに紹介されたあらすじをご紹介！！

若葉（橋本環奈）への殺人未遂容疑で慶介（亀梨和也）が現行犯逮捕された。

傷を負った若葉の姿を目の当たりにした雪子（栗山千明）は大きなショックを受けるが、そこへ一本の電話がかかってくる。

それは、かつて慶介が雪子をだますために使っていた偽名“吉澤優”からで……？

一方、独自に祥太の行方を追っていた井出（杉本哲太）、真崎（水野美紀）、小池（林遣都）、皆川（やついいちろう）は、慶介が逮捕されたと聞き、色めき立つ。

しかし、百々瀬（藤木直人）は、さらなる大スクープを画策していた。

無実を信じる大地（髙木雄也）をよそに、取り調べに対してなぜか黙秘を貫く慶介。

しかし、やって来た上司の高田（佐々木蔵之介）に突如、「犯人は、俺です」と自白を始め、高田を驚かせる。

“殺人犯”となった慶介は、誰も予想しなかった驚きの方法で、ついに真犯人と対峙することに。

そこには、スクープを狙う百々瀬ら『ザ・プレミアワイド』の姿もあった。

慶介、真犯人、そして“ミスターメディア”百々瀬が一堂に会して、慶介の一世一代の大勝負がついに始まる。

その時、高田（佐々木蔵之介）は…？そして、雪子は…？

しかし、慶介の復讐のクライマックスは…この対決の先にあった！

慶介が、ファイナルカットを突きつけてきた真の目的とは？待ち受けるのは驚愕のラスト!!

（番組公式HPより引用）

『FINAL CUT（ファイナルカット）』第9話（最終回）ネタバレ！！

扉を開けた雪子の目に、ナイフが刺さった若葉と、その前に居る慶介の姿が。

若葉は救急車で運ばれ、慶介は警察に連行された。

若葉は救急車の中で「やったお兄ちゃん」とうわ言の様に呟いた。

若葉は命に別条が無かったが慶介は黙秘を続け、ザ・プレミアワイド百々瀬は黙秘を続ける慶介を不思議に思い、まだ不明な点が多すぎ、いずれにしろ全ての情報を合わせて初めて真相が見えてくる、そしてその全てを提供できるのはウチだけだ指示していた。

だが、自分達が撮られたファイナルカットムービーの行方が気になり、百々瀬は芳賀に連絡した。

芳賀は慶介の元に行き「何処だ？」と問い詰め、力づくで吐かせようとするが、慶介は監視カメラの電源を切っていてもサーバーにハッキングしてメディアに流すことができると告げ、メディアに流せば多くの人が信じると話しある事を考えた。

大地は雪子に連絡し会い、若葉が慶介をハメたと証拠のメールを見せた。

雪子はそのメールに写っていたパソコンを調べるように大地を自宅に招き入れた。

大地は祥太と若葉のチャットの履歴をデータに取り、そこには祥太が若葉に慶介を逮捕させるよう指示している内容が映っていた。

そして、以前に父・達夫に仕掛けた盗撮カメラ付きの腕時計がその部屋にあるのに気付いた。

高田は、慶介に会いに行き大地から受け取った若葉が自分で自分を指す瞬間の写真を見せ、取り合えず明日釈放だと伝えるが、喜助は「自分がやりました」と話し、12年前の志穂ちゃん殺害事件を自分がやった。犯人は俺ですと告げた。

大地は慶介が12年前の事件の自白をしたと雪子に連絡し、雪子が説得すれば慶介もいう事を聞くかもしれないと手紙を書いて欲しいとお願いした。

高田は百々瀬に会いに行き、12年間の事件の犯人は自分だと慶介が自白したと告げ、百々瀬と話がしたいと言っていると伝えた。

雪子からの手紙には若葉がやったことを謝罪し、自分達家族の事は考えなくて良い、自分の事だけを考えて、あなたは優しい人です、真実だけを話してと書かれていた。

だが慶介はその手紙を破り捨てた。

若葉が退院し自宅に戻ろうと、雪子の携帯が鳴り「慶介捕まった、今ニュースやっている」と大地から連絡があった。

雪子がリビングのテレビを点けると、ザプレミアワイドで慶介逮捕のニュースが報道されていた。

それを見て「なんで？」と驚く小河原一家。

若葉は兄にチャットで慶介が逮捕されたことを知らせ、証拠となるニュース記事を送った。

「お兄ちゃんに会いたい」と若葉が伝えると、「近いうちに帰るよ」と返事が来た。

その様子を盗み見ていた大地。

ほどなくして、祥太は日本に帰って来た。

だが空港ロビーで待っていたのは「やっと会えたな、小河原祥太」と捕まっているはずの慶介だった。

「やっぱり皆信じるんだな、ニュースや映像で流れると」と慶介は言い、高田に相談し百々瀬に頼み、フェイクニュースを作ったのだった。

ザプレミアワイドのスタッフをファイナルカットムービーで脅し作り、大地が小河原家のテレビに細工し、小河原家全員を騙したのだ。

「お前だけは許さない」と言う慶介に、「何か誤解があるようだけど」と余裕の祥太。

高田も合流し12年前の事件を再捜査することになったので任意で署まで同行を伝えていると、そこにザプレミアワイドの真崎らが現れ「すぐそこに部屋を用意しています、双方の言い分をそこで」と慶介の邪魔をした。

すると父・達夫が現れ、任意の事情聴取には応じられないと告げ、プライバシーを侵害するようなら法的な処置を取るとザプレミアワイドのスタッフに警告した。

慶介は祥太の任意の事情聴取は刑事部長の許可を取っていると達夫に話すが、「どうしてもと言うなら令状を」と言われてしまい、祥太は「メディア被害者救済、そんなことしてるんだ。もしこの先騒がれるようなことがあったら僕の事も助けてよ」と慶介に告げ達夫と共に去って行った。

高田は再捜査の書類に付いた祥太の指紋を鑑定し、再捜査に入ると芳賀達に伝えた。

署長は慶介を自宅謹慎にすると伝え、慶介は再捜査に参加できなくなってしまった。

慶介はザプレミアワイドが今後も邪魔しないように、百々瀬の妻の秘密を探る事にした。

ザプレミアワイドは祥太への取材を申し込んだ。達夫は拒否したが、祥太は「僕にやましいことはありません、僕なりに調べあの事件犯人は早川恭子さんだと思っています」と取材を受けると答えた。

高田は祥太の指紋を調べたが、当時の事件の遺留品からは何も祥太が犯人だという証拠は出なかったと慶介に報告した。

打つ手が無いと考える慶介に、高田は百々瀬から祥太が取材に応じるので、一緒に慶介も出てくれないかと依頼があったと伝えた。

メディアを使い、ある意味取り調べと同じ状況下で祥太を追い込むことが出来るが、慶介は世間にさらされ祥太に言い負かされるリスクがあるが、どうするか決めるのは慶介自身だと伝えた。

百々瀬が妻の病院に行くと、慶介がそこにいた。

百々瀬の妻は若年性アルツハイマーであった。

慶介は取材に応じる事を伝え、その代わり余計な事をしたら今撮った妻の事を公表すると脅した。

慶介は高田に辞表を提出し、明日取材を受ける旨を伝え、これ以上ご迷惑かけたくないと警察署を去った。

慶介は大地と犯人しか知らない事実を引き出すしか無いと話し合った。

そして取材当日、慶介と祥太はスタジオで対峙した。慶介は盗撮カメラを仕込み大地はその様子を見ていた。

「お前に会いに来た、12年前の事件の真犯人・小河原祥太！お前を追求するために」と言う慶介に、「悪いけどあの事件の犯人は早川恭子、君の母親しかありえない」と答える祥太。

番組がスタートし慶介は母が「若い男性だったと思います」と犯人らしき人物を見た話をする映像を見せ、事件当時容疑者リストにあった祥太が父親に頼りリストから除外され、その後行方をくらませたことを問いただす。

だが祥太は「僕はやってません」と、元々特許や知的財産に関わる事がしたくアメリカで弁護資格を取ろうと思ったから渡米した、それにやっていたらこんな所に出てこないと自信満々に反論した。

さらに、一方的な言いがかりを付けられ追い回され、家族共々迷惑しているメディア被害者だと訴える祥太。

慶介は12年前の事件について話した。

志穂ちゃんをイタズラ目的で連れ出し、騒がれた為ハンカチで窒息死させ、殺害後我に返り防犯カメラの映像を録画したSDカードをトイレに捨てたと、当時の事務員の証言を見せた。

データを破棄した後志穂ちゃんを外へ、その様子を恭子が目撃し、犯人は車で工場跡へ。

法律事務所の駐車スペースには車が止まっていた痕跡があり、そう雪子が証言していると。

遺体を工場跡に捨て、たまたま志穂ちゃんに貸していた恭子のハンカチを現場に捨て罪を擦り付けた。

その後素知らぬふりをし自宅に戻った。

それが真犯人である小河原祥太がやった犯行の全貌だ！と突きつけた。

「これに対して反論は？」と百々瀬は祥太に訊ねた。

祥太はアメリカの法曹界に次のような言葉があると「事実が不利なら法を主張せよ、法において立場が弱ければ事実を主張せよ」と言い、この一方的な状況で妄想・思い込み満載の推理を主張されて、自分の身を守るには法を主張するしかないと言い、慶介の今の話で証明されたことは、ある一定時間車が止めてあったということ、SDカードがトイレに捨ててあったということだけ、その程度じゃとても有罪認定などされないと反論した。

さらに事実も主張しておくと「僕はやっていない、事件の日はずっと家に居た、志穂ちゃんなんて子は知らない、事件の後新聞で顔を見ただけだ」と話した。

慶介は「ずいぶん冷たいんだな」と志穂ちゃんの母親から借りてきた、志穂ちゃんが折り紙の裏に描いた志穂と祥太が一緒に描かれた絵を見せるが、祥太なんて名前は珍しくない他にもいる、知らないと言い張った。

母親は他に祥太は居ないと証言していると慶介は言うが、12年も前で仮に知っていたとしても、それだけで犯人扱いするのは合理的じゃないと反論する祥太。

「よくそんな言い逃れができるな、自分の罪を棚に上げて！」と声を荒げる慶介に、「冷静に」と促す百々瀬。

祥太は逆に慶介を責め始めた、常軌を逸したストーカーのような行動、しかも警視庁の偉い人や番組スタッフを脅しまり、妹たちにも近づき弄んだ、人格破綻しているのは君だろう、「君大丈夫？」と話の矛先を変えた。

さらに恭子が自殺したのは犯人だからだと、決めつけ慶介を挑発した。

だが、慶介は挑発に乗らずに「現実を見るのはお前だろう！」と告げ、DNAの鑑定結果を見せた。

そして今の最新技術では指紋からもDNAが検出できると言い、再鑑定したら結果志穂ちゃんと母のDNA以外に男のDNAが検出され、それを今祥太の指紋から検出されたDNAと照合しており、もうすぐ結果が出ると突きつけた。

祥太は「その手には乗らない」と、やってないから何も出ないと言い返す。

だが慶介は「何も出ない自信があるのは、志穂ちゃんの口を塞ぐ時手袋か何かを使ったから」と問い詰めた。

「ハンカチは君の母親のだ」と言い返す祥太。

慶介は志穂ちゃんが死亡した後にハンカチを口に付け、遺体と一緒にハンカチを捨てたんだろう！

祥太は遺体を捨てたのは君の母親だと反論する。

母は自転車も車も無いのにどうやって？と問いかける慶介。

おぶって外に出たか、連れ出して外で殺害したかだと答え、恭子が咄嗟に口を塞ぎ、動かなくなった志穂ちゃんを見て怖くなって工場に遺体を捨て、帰り際に逃げる途中でハンカチを落としたと言う祥太。

慶介は「なんで帰り際って分る？」と問う。

「行きに落としたら帰りに気付くだろう」と言い返す祥太。

「何で気付くんだよ！」と声を荒げ問う慶介。

祥太は「気付くだろう、ハンカチは外に・・」と答えてしまい、犯人しか知りえない事を口走ってしまう。

「何でハンカチが外に落ちていたと知っている」と問いただす慶介。

咄嗟にニュースで見たと言う祥太。

だが、これは公表していないし、そもそも遺留品としか公表されておらずハンカチとは何処も報じていないと突きつけられた祥太。

犯人しか知りえない事実の自白、秘密の暴露をしてしまった祥太。

慶介は「あの日母が見た真犯人は、お前だ！」と突きつけ、カメラがバッチリ撮っている致命的な映像「これがあなたのファイナルカットです」と告げた。

しかし祥太は「俺はずっと家に居た、そう妹だって」と言い逃れをしようと必死になる。

そこに雪子が現れ「もうヤメテ！」と、若葉が事件のあった日ずっと一緒には居なかった、風邪を引いて寝ていて起きたら祥太がいた、正確にはそうとしか言えない。

当時は祥太が疑われるのが嫌でずっと居たと言ってしまったと告白したと言い、自分も若葉も警察に証言し直す、「だからもう逃げないで罪を償って」と伝えた。

百々瀬はさっきの言葉は知っていますと「事実が不利なら法を主張せよ、法において立場が弱ければ事実を主張せよ、そして法も事実も負けそうな場合ひたすら相手の弁護士を罵倒せよ」と言い、慶介を罵倒し始めた時に祥太が真犯人だと確信したと告げた。

祥太は膝まつき、高田に逮捕され連行された。

百々瀬は「中村君おめでとう」と言うが、「約束通り真犯人を見つけた、アンタはどうする？」と謝罪を求める慶介。

百々瀬は「認識の違いだが、その当時あった事実を報じたまでで間違ってはいない」と言い張る。

慶介は都合の悪い事は忘れ、自分達には特別な力があると思っているメディアの在り方自体がおかしい、傷つけられ黙っている人達がいるという事を忘れるなと言い放つ。

百々瀬は「もちろん忘れてはいない、だが我々の仕事は世間の人が知りたがっている事を報じる、面白いに応える、それが全てだ」と、綺麗事だけがまかり通る社会の方が問題だと自分達は間違っていない、それでも妻の映像を流したければ流せと言った。

慶介は「もう皆一方的に受け取る時代じゃない、情報は手に入る。それぞれが面白い事は自分自身で見つける。せめて見せてみろ、在るべき姿を、伝えることで人の心を動かす姿を」と、今のままで本当に胸を張れるのか？と投げかけた。

そして「過去を正し未来を見せろ！使命を果たせ！ミスターメディア！」と告げ去って行った。

小池は「自分達が12年前警察リークを信じ、不審な人物を無視して早川恭子を自殺に追い込んだですよ！本当に間違ってないんですか！？」と涙ながら百々瀬に訴えた。

だが百々瀬は、「だから真犯人逮捕に貢献した理に合わない要求は飲めない嫌なら辞めろ！」と叫び、小池は「辞めてやるよ！」と去って行った。

そして百々瀬はザプレミアワイドの番組内で12年前の真犯人逮捕の瞬間の特集を報じた。

慶介の特集映像を流そうとしたその時、百々瀬の言葉は止まりしばらくの沈黙の後に「若い世代がテレビ離れし、ネットやゲームが主流になった今、視聴者の期待に応えたかったため、より面白く、より強く、といつしか事実を曲解するようになった、12年前事件を過剰に報じたことで参考人に過ぎなかった早川恭子さんを結果糾弾してしまった事を慚愧の念に堪えません。改めて早川恭子さんとそのご遺族に哀悼の意を表します。大変申し訳ございませんでした」と頭を下げ謝罪した。

慶介は母の形見の携帯電話を持ち、待ち受け画面の母に「終わったよ」と報告した。

慶介と高田は志穂ちゃんの墓に行き手を合わせた。

志穂の母から「あなたのお母さん無実だったのね、ごめんなさい。真実を教えてくれてありがとう」と言われ、高田は「やっと報告できました」と志穂の母に伝えた。

その時、慶介の目に雪子の後姿が映った。

雪子も志穂ちゃんの墓前に花を持って来たが、突然来ても迷惑だったと帰ろうとしていた。

「家族は？」と訊ねた慶介に、家を売り父と自分は仕事を辞めたと答える雪子。

そして「あなたは？これからどうする？色んなものを失わせ、どうお詫びすれば」と言う雪子。

慶介は「もし何も無かったら普通に出会えたかな？何処に居ても願ってる、元気で。どうか幸せに」と慶介は伝え、２人は別れた。

MP.info.netは大地が代表になった。

小河原家は祥太の罪を背負っていくしかないと新たな旅立ちを選んだ。

ザプレミアワイドのスタッフも解散し一新した。

百々瀬は降板、井出は資材課に飛ばされ、小池だけ伸び伸びとしていた。

高田も警察学校の部長になり、左遷されたようなものだった。

そして雪子が働く美術館に「これ希望ですか？早川慶介です」と本名を名乗り慶介が会いに来た。

第9話　完

FINAL CUT　チェインストーリーって？

チェインストーリーとは、ドラマ各話に隠された物語を映像化したGYAO!独占配信ストーリーです！

登場人物たちの過去、隠された秘密など、ドラマの各話と密接に繋がる重要な物語を描いたチェインストーリーを、各話テレビ放送終了直後から無料見逃し配信！（毎週火曜よる9時54分配信開始）

まとめ

見応えのあるスタジオ対決でしたね！

百々瀬も謝罪し、雪子とも再会し、一応ハッピーエンドでした。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。次回作もよろしくお願いいます。