まずは、ドラマ公式HPに掲載されたあらすじをご紹介します!!
元宇宙科学開発機構の研究員で、ロケットの打ち上げ失敗の責任をとって辞職し、現在は父親が遺した下町の工場「佃製作所」で経営者として第二の人生を送っている 佃航平(阿部寛)。
一度はあきらめかけた佃の夢であったロケット製造を、自社が開発したバルブシステムを使用し、日本を代表する大企業・帝国重工の純国産ロケット開発計画「スターダスト計画」により実現するなど、順調な佃製作所だったが…。
ある日、帝国重工の社長交代により、スターダスト計画は次回で終わるかもしれない――と帝国重工宇宙航空開発部部長の 財前(吉川晃司) から告げられ、佃はショックを受ける。
ロケット製造に関わることは佃の夢であるとともに、今や「ロケット品質」を掲げる佃製作所社員たちの精神的支柱にもなっていたのだ。
そこへ追いうちをかけるように、大口取引先の農機具メーカーから小型エンジンの取引削減を告げられる。
性能よりもコスト重視という考えに、技術力が売りの佃製作所は存在意義が揺らぎ始め、佃は強い危機感を抱く。
そんな中、佃製作所の経理部長・殿村(立川談春)の父親が倒れる。
殿村の実家は三百年続く農家。
父親の看病と畑仕事の手伝いに、週末ごとに帰省する殿村を見舞う佃と 山崎(安田顕)。
トラクターを運転する殿村をじっと見て、佃はあることに気づく。
それは、佃の中に新たな夢が生まれた、瞬間だった──。
(ドラマ公式HPより引用)
ドラマ『下町ロケット』第1話 ネタバレ・あらすじ!!
帝国重工の純国産ロケット計画「スターダスト計画」は、順調に進んでいるように見えました。
しかし帝国重工の業績は順調なものではなく、帝国重工の社長である藤間に対する社内の圧力は日々強くなっています。
次期経営を目される的場に代われば、スターダスト計画は中止になる可能性が出ている事実を、宇宙航空開発部長である財前は佃に告げました。
佃製作所にとって、ロケット事業への参画は自社の業績だけでなく精神的な支柱でもあり、これを失うことを佃は信じたくありません。
そんなある日、佃製作所の高性能のエンジンを供給する予定だった、農機具メーカーのヤマタニから新型エンジンの供給の話を白紙にするという申し合わせがあります。
ヤマタニは性能面では二流だが、価格面で大きな利点があるダイダロス社と既に接触を図っていました。
ダイダロスの社長である重田は、佃を前にトラクターのエンジンは高品質でなくていいことを伝えます。
実父の体調不良から新潟の米農家である、殿村の実家に向かった佃と殿村、そこで佃はトラクターのトランスミッションに新しい可能性を感じ、その分野への進出を目指すことを決意します。
そして製品に制作を手掛ける、ギアゴースト社のコンペに参加することになりました。
相手は業界最大手の大森バルブです。
そんな中、財前から佃に連絡が入ります。
帝国重工内で人事があり、財前が開発部長の職を解かれるという内示があったとのショッキングな内容でした。
いよいよ帝国重工のロケット事業からの撤退が現実味を帯びて来ました。
厳しい状況の佃に、外科医の一村から連絡があります。
以前佃製作所が造った人工心臓弁ガウディにより、救われた子供たちのサッカーの試合があるとのこと。
そこで子供たちから力をもらった佃は、同行した若手エンジニアの立花と加納を前に、まだ夢を見続けることと目の前の仕事への決意を語ります。
ギアゴーストのコンペへ向けて、大森バルブの営業部長辰野がギアゴースト社にルールの逸脱を働きかけます。
ギアゴースト社が突っぱねると、他に供給する部品の生産を止めることを匂わせ、ギアゴースト側に圧力を掛けようとするのです。
一方佃製作所側は、懸命の開発設計が行い短期間のうちに部品を完成させることに成功しました。
いよいよコンペの日、大森バルブと佃製作所は互いの部品を出し合います。
その場で製品の評価が行われ、基本スペックは大森バルブに大きく分があり、採用も大森バルブになりそうでした。
しかしそこで佃製作所のバルブの素晴らしさをギアゴーストの女性天才エンジニア島津が見抜きます。
使われたパーツの数や他の要素から、佃製作所のバルブの耐久性の強さを読み取ったのです。
島津の進言で、コンペは佃製作所側の勝利となりました。
大森バルブの辰野は、強い言葉をギアゴーストの伊丹社長に向けその場を去ります。
最終盤では、ケーマシナリーの顧問弁護士で、企業を相手に巧みな特許侵害の法廷戦略を行う中川の影が見えて来ました。
さて、次回はどのような展開になるのでしょうか。
ドラマ『下町ロケット』第1話 感想!!
第一話では、時代背景から、各企業が変貌を余儀なくされていることが表されていましたね。
帝国重工の掲げるスターダスト計画は、上手くいっているように見えましたが、他の事業の失敗や、帝国重工内の人事の政治的な要因から、厳しい状況に代わって来たようです。
企業が夢を見続けることが容易でない背景を表しており、非常にリアリティを感じました。
佃製作所の従業員も軽部のような、今どきの社員という感じのキャラクターが現れましたね。
前作から三年しか経っていませんが、そこも時代背景があるように思いました。
それでも、阿部寛さん演じる佃のアグレッシブさは前作から変わらず、見ている方に勇気を与えてくれる感じがしています。
トラクターに乗ってみて、ユーザーの気持ちになることで、新しい発見をするあたり流石だと思います。
後に関わりを持つ島津裕相手にボーリングで向きになる場面など、少し少年っぽいところも変わらずで良かったです。
新しい登場人物のなかでは、イモトアヤコさんが演じる島津裕、そして神田正輝さん演じる的場の存在と、最終盤で登場した池畑慎之介さんの演じる中川の存在が気になります。
島津は初回を見る限り、技術者として存在感を見せてくれました。
また的場、中川という敵役が、今後得体の知れない存在感を示してくれそうです。
初回からここまで内容が詰まっていましたので、今後の展開が本当に気になります。
次回も楽しみですね。
ドラマ『下町ロケット』第2話 予告!!
ドラマ公式HPに掲載された次回放送のあらすじをご紹介します。
殿村(立川談春)の実家へ行き、『トランスミッション開発』という新たな夢を持った佃(阿部寛)。
ギアゴーストのコンペで大森バルブに勝利するなど順調そうな佃製作所であったが、ギアゴーストがライバル企業のケーマシナリーから特許侵害の指摘を受け、コンペの話が白紙になろうとしていた。
特許侵害を指摘したケーマシナリーに話を持ち掛けたのは、佃製作所とも因縁のある弁護士・中川京一(池畑慎之介)だった……。
そこで、佃(阿部寛)は自社の顧問弁護士である神谷修一(恵俊彰)に相談すると、予想外な答えが返ってきた。
ギアゴーストに全面協力することにした佃製作所だったが、度重なるトラブルに難航し、社内は不穏な空気に。
特許侵害訴訟からギアゴーストは逃れることができるのか?
新たな挑戦に向け、歩きだす佃たちは果たしてどうするのか!
(ドラマ公式HPより引用)
ドラマ『下町ロケット』第2話 展開予想!!
大森バルブの企てと、ケーマシナリーの中川弁護士の手により、ギアゴースト社は特許侵害の法廷闘争に捲き込まれそうです。
資金力に富まないギアゴーストにとって、早くも危機が予想されます。
また帝国重工のスターダスト計画から、佃製作所が外される可能性も出てきて、試練に展開になるような気がしています。
第一作と同様にそんな試練のなかこそ、佃を中心としたアグレッシブさで乗り越える展開を期待したいです。
まとめ
ドラマ『下町ロケット』第1話のネタバレ・あらすじ・感想をお届けしました。