ドラマ『下町ロケット』第8話をご紹介!!
まずは、ドラマ公式HPに掲載されたあらすじをご紹介します!!
満を持して、記者会見の場で無人農業ロボットの開発を発表した帝国重工の次期社長候補・的場(神田正輝)。
しかし翌日、朝のニュース番組で取り上げられていたのは重田(古舘伊知郎)や伊丹(尾上菊之助)らが手掛けた下町トラクター「ダーウィン」だった。
さらに追い打ちをかけるように、週刊誌に的場に関連する記事が。
それは、今までいくつもの下請け会社を潰してきたという、的場の暴露記事だった。
怒りに震え、後のない的場は無人農業ロボット「アルファ1」の開発を急がせる。
一方、佃(阿部寛)ら佃製作所のメンバーも、敵ながら重田らの鮮やかな手腕に驚きを隠せなかった。
そんな時、野木(森崎博之)から大規模な農業イベントである「アグリジャパン」の開催を聞いた佃は、殿村(立川談春)を誘い会場へ足を運ぶ。
(ドラマ公式HPより引用)
ドラマ『下町ロケット』第8話 ネタバレ・あらすじ!!
帝国重工の無人農業用ロボット事業は、重田と伊丹が進めるダーウィンプロジェクトに、完全に出鼻を挫かれる形となりました。
ダーウィンプロジェクトには、北浦企画というTV製作会社が絡んでいて、北浦企画が製作する朝番組を巧みに利用する戦略で、ダーウィンを世間に認知させたのです。
またトラクターのボディーはヤマタニ製作所が協力しています。
佃たちの知らない所でダーウィンプロジェクトは進んでおり、佃製作所は完全に蚊帳の外になってしまいました。
それでも旧知の野木との協力を進め、無人トラクターの開発を進めようとします。
一方帝国重工にとって、ダーウィンプロジェクトの発表はショッキングなものであり、完全に梯子を外された形になってしまいました。
想定外の状況に的場はイラつきます。
しかし重田たちの報復は、それだけでは終わりませんでした。
週刊紙に、過去に的場が行った強引な下請けいじめについて告発したのです。
その話題はSNSでも話題になっており、世間の評価は下町トラクターであるダーウィンが善で、帝国重工が悪という構図になりつつあります。
帝国重工の会長である沖田は、的場に対して社長就任の時期を延期することを通告します。
現職の藤間社長の続投が濃厚になってきました。
一度は暗礁に乗り上げていた帝国重工のロケット事業でしたが、リユーザブルエンジンの開発をテーマに、打ち上げが再開されることになりました。
佃たちはそれを知り安堵します。
しかし帝国重工の水原宇宙航空部本部長水原から、完全内製化を計るために帝国重工もエンジン開発に本腰を入れていることを聞きます。
佃製作所にとって帝国重工は、またも競争相手ということになりそうです。
的場のもとに、岡山県で行われるアグリジャパンという農業イベントへの出展へに参加依頼があります。
まだ帝国重工のアルファ1はエンジンの小型化などへの課題が山積みですが、的場はアルファ1をこの農業イベントに出展することで、世間の評価を一転させようとします。
帝国重工はトラクターの小型化を諦め日本ではニーズの少ない、大型トラクターの開発に舵を切ろうとしているのです。
財前が進めようとした日本の農家を救うという目的からは、全く方向が違ってきています。
財前はその事を機械製造部長の奥沢に問いますが、奥沢はとりつく島がありません。
佃製作所と野木の研究室の無人農業ロボットの共同開発も両者の協力により精度を増し、徐々に前に進んでいます。
佃は会社を訪れた財前に、日本の農業を救うという目的を諦めないで欲しいと伝えます。
財前は最善を尽くすことを約束しました。
ダーウィンプロジェクトの側にも、アグリジャパンへの出展依頼がありました。
重田と伊丹は的場を返り討ちにするチャンスとほくそ笑みます。
一方でダーウィンの走行テスト中に不具合があったことが解ります。
ギアゴーストの開発主任である氷室は、トランスミッションの不具合ではないと言ってのけます。
ギアゴーストの開発側に不協和音があることも明らかになってきました。
それぞれの想いが交錯するなかで、一大農業イベントアグリジャパンが行われます。
佃製作所の面々と殿村は、このイベントに参加します。
帝国重工のアルファ1と下町トラクターダーウィンの対決と銘打ったこのイベントは、両者の走行テストにより優劣を競うというものでした。
中型トラクターのダーウィンは、小回りが効いて日本の圃場での使用に向いており及第点の動きを見せます。
しかしある部分に佃と島津は気が付いたようです。
最後に安全性を見るために、人に見立てた案山子を前に静止できるかのテストを行いました。
ダーウィンは無事安全性走行テストをクリアします。
一方の帝国重工のアルファ1は、大型トラクターのため小回りが効きません。
パワーは有りますが動きが雑です。
そして最後の安全性走行テストでは、案山子を引いてしまいます。
その上無人トラクターを会場から引き上げる際に車体の制御が出来なくなり、アルファ1は横転してしまいます。
大勢の観客を前にした大失態に、的場ら帝国重工側は呆然とします。
一方伊丹と重田は帝国重工の信頼が地に墜ちたことをほくそ笑み、勝利を確信するのでした。
ドラマ『下町ロケット』第8話 感想!!
重田と伊丹によって、帝国重工の的場への復讐は、筋書き通りに進んでいるようです。
的場は自分の力を過信してしまい完全に墓穴を掘り、窮地に追い込まれる状況となりました。
伊丹は退社させた島津に手紙を送るあたり、まだどこかに良心が残っているようにも見えます。
しかし島津からすると、何を今更という感じなのではないでしょうか。
ダーウィンの側にも走行テストで不具合があったことがわかりましたので、今後そのあたりが少し気になるところですね。
一方の佃製作所の開発ですが、野木との協力のもとで少しずつ前に進んでいます。
軽部の表情が今までと違ってきているのが特筆です。
悪態をつきながらも、佃製作所に馴染んで来たように見えます。
佃製作所側は、開発が一体になってきたようです。
一方権力闘争から、足の引っ張りあいが続く帝国重工ですが、今回の大失態で窮地に追い込まれた的場は、次なる手にどのような策を講じてくるのでしょうか。
気になるところです。
ヤタガラス編もいよいよ終盤です。
今後の展開に注目ですね。
ドラマ『下町ロケット』第9話 予告!!
ドラマ公式HPに掲載された次回放送のあらすじをご紹介します。
農業機械の展示会『アグリジャパン』という公の場で、醜態を晒してしまった帝国重工の無人農業ロボット「アルファ1」。
信用回復のため原因究明に奔走する的場(神田正輝)や奥沢(福澤朗)たちは、最初から自分たちの落ち度の可能性は認めず、野木(森崎博之)の自動走行制御システムに問題があったと結論づける。
しかも、その原因を究明するにあたり、開発コードをよこせと無理難題をふっかけてきて……。
そんな時、親友である野木から窮地の知らせを聞いた佃(阿部寛)は怒りに震え、財前(吉川晃司)にある提案をする。
(ドラマ公式HPより引用)
ドラマ『下町ロケット』第9話 展開予想!!
アグリジャパンで大失態を犯して、信用が底に堕ちてしまった帝国重工。
それでも的場は笑顔のようです。
一体何を企んでいるのでしょうか。
ここまでは最終的に自分に返って来ていますので、今度こそ致命傷にならなければよいのですが。
一方帝国重工は、やはり佃製作所の力を要しているようです。
ここまで裏切り続けている彼らに佃はどのような判断を下すのでしょう。
ヤタガラス編も佳境を迎え、いよいよ面白くなって来ました。
天才技術者島津の動向を含め第九話以降の展開が楽しみですね。
まとめ
ドラマ『下町ロケット』第8話のネタバレ・あらすじ・感想をお届けしました。