ドラマ『陸王』最終回(10話)あらすじ・ネタバレ!!こはぜ屋は?陸王は?そして茂木は?

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ドラマ『陸王』最終回(第10話)あらすじ・ネタバレをご紹介!!

まずは、ドラマ公式HPに紹介されたあらすじをご紹介!!

シルクレイを手に入れるために「こはぜ屋」買収をもくろむフェリックスの御園社長(松岡修造)だったが、宮沢(役所広司)から業務提携を提案されたことで両者は袂を分かつ。

こはぜ屋の窮地は変わらないまま、大地(山﨑賢人)や飯山(寺尾聰)たちは、また一からシルクレイの売り込み先を探し、興味を持ってくれそうな企業を駆け回っていた。

一方、茂木選手(竹内涼真)は、再びアトランティスのサポート選手となり、RⅡを履くことを決意。念願の豊橋国際マラソンに出場することが決定していた。

そんな茂木へ大地と村野(市川右團次)は、「ずっと茂木選手を応援している証に…」と最後の一足となった陸王を渡したいと、ダイワ食品の城戸監督(音尾琢真)に掛け合うが、城戸は茂木を悩ませるだけだと一蹴する。

茂木に自分たちの想いを届けることもできず、陸王開発再開のメドも立たず、八方ふさがりのこはぜ屋だったが、そんなある日、御園から宮沢へある提案が投げかけられる。一体、その提案とは!?

番組公式HPより引用)

10分で分る『陸王』最終回(第10話)ネタバレ!!

フェリックス御園は、アトランティス小原と会いこはぜ屋が買収話を断ったと告げ、宮沢社長は案外しぶといかもと言い、元々陸王に魅力を感じており、買収が成功していてもアトランティスと取引するつもりは無かったと告げ帰って行った。

こはぜ屋はシルクレイに興味を持ってくれそうな企業に売り込むが、素材自体に興味を示すものの1億という設備投資の壁が新規取引の道を閉ざしていた。

そんな中、宮沢と安田が訪れたヘルメットメーカーで「1億の価値はある」と興味を持たれ、担当者に一任されているからすぐ決済準備に入り連絡すると言われ、社に戻り喜んでいると先ほどの担当者より連絡が入り、今回の件は無かったことにして欲しいと告げられてしまう。

理由を聞く宮沢に、ある大手シューズメーカーがこはぜ屋の信用状況を耳打ちしてきたと知り、「またアトランティスか!クソ!」と、またも邪魔をされてしまう。

アトランティスの取引メーカーには既に周知されているだろうと、厳しい状況。

そこに、茂木に新陸王を持って行った村野が帰ってきた。

監督に茂木を惑わせるようなことは止めて欲しいと受け取りを断られてしまったと、大地が履かなくても自分達こはぜ屋は茂木選手を応援しているという証だと伝えたが無理だったと。

宮沢は茂木がベストの状態で豊橋国際を走ることが第一だと、監督は間違っていないと言う。

大地は居酒屋で同級生の広樹にその事を話し、「頑張ってれば良い事もあるよ」と慰められる。

そして、かつてから第一希望だったメトロ電業の二次募集の一次審査を通過したことを伝えるが、大地の表情を見て「こはぜ屋を見捨てられないとか思っているんじゃないのか?もう十分力になった、今度はお前自身が走る番なんじゃないのか?」と説かれる。

翌日、大地は飯山からも茜が来て相談されたと、自分は独学だったからシルクレイ製造機の設計に人生の半分を使ってしまった、チャンスを自分から手放すんじゃないぞと説かれた。

銀行融資担当・大橋がこはぜ屋の絶対に諦めない姿勢に心を動かしたのでは?と支店長・家長が、シルクレイに興味を持ちそうな企業のリストを渡しに来た。

だが、あえてこの状況を知り、今からでもフェリックスの傘下に入った方が良いのでは?と支店長も自分も思っていると伝えられる。

そこにフェリックス御園から連絡が入り、1つアイディアがあると告げられる。

宮沢と坂本は御園に会い、3億円を設備投資として融資すると業務提携を持ち掛けられる。

だが、それには条件があり3億円の返済期間は5年という過酷なものだった。

最初の3年間はシルクレイの発注をフェリックスが保証し、残りの2年は保証はないが経営地盤を固め業績を上げるよう言われる。

もちろん、その間に銀行などから融資してもらい返済に充てるのも構わない、ただ5年で返済できなければ傘下に入ってもらうという条件を突きつけられる。

フェリックスもシルクレイを売ってみたいが、売れるかどうか保証は無くリスクを負うが、こはぜ屋も相応のリスクを負い、リスクの無い所にビジネスは無いと御園に決断を迫られる宮沢。

こはぜ屋に戻り宮沢はその事を従業員達に告げる。

そして、融資を受け挑戦したい、挑戦しなければ負けも無ければ勝ちも無い、成長せずに生き延びても意味がない、こはぜ屋を守るためには挑戦するしかない、もし負けても体一つ心一つ残っていればまた必ず這い上がれると飯山から教わり、諦めずに挑み続ければ必ず道は開けると大地から教わった、本当の負けは挑戦するのを止めた時、今までも苦しい事は沢山あり、皆が居たから乗り越えられた、家族同然だと思っている皆を守りたい、こはぜ屋の暖簾と陸王の為なら死に物狂いで働くから、皆の力を貸して欲しいと、宮沢はお願いし従業員の賛同を得て、「やるしかない!」と士気を高めるこはぜ屋だった。

大地はメトロ電業の二次面接試験に挑んだ。

5年で3億返済と考えていた宮沢に安田が、皆が豊橋国際に行きたいと言ってるけど無理ですよね?と訊ねに来た。

宮沢は「茂木選手のフルマラソン復帰レースだ!ここで皆で応援に行かなくてどうすんだよ!行くよ!」と即答し、「やったー!」と喜ぶ従業員一同。

しかし、今回はRⅡを履いた茂木を応援することを理解するよう伝え、融資が決まったならもう一度茂木をサポートしても良いんじゃないかと言う従業員に、5年後にどうなっているかも分らない状況で、また茂木を巻き込むことは出来ない、今回最後まで守れるか分からないサポートはもうすべきでは無いと学んだと告げる宮沢。

村野はその様子を陰で聞いており、新陸王を見つめていた。

そして、茂木の元を訪ね「今から自分がすることはシューフィッターとして間違っている」と前置きし、新陸王を茂木に渡す。

「陸王!どうしたんですか?」と驚く茂木に、宮沢達の思いを伝え元々履いてもらう訳に作ったのではなく、RⅡを履いた茂木でも、こはぜ屋はずっと応援しているという気持ちで作ったもので、どうしてもその思いを届けない訳にはいかなかった、スマンと謝る村野。

茂木は「ありがとうございます」と答え、これを履くことは出来ないが嬉しい心が温かくなると宮沢達の思いを受け取る。

その話しを陰で聞いていた城戸監督。

その夜、大地は宮沢にメトロ電業の最終面接に残り豊橋国際マラソンの日に応援に行けない事を告げる。

宮沢は「本当か!やったじゃないか!」喜び、その日は茂木も大地も勝負の日だ、自分も陸王を作ろうと思ったあの場所に戻り自分の気持ちを再確認して来ると伝える。

-- 第64回 豊橋国際マラソン当日。

大勢の観客が集まり、その中にこはぜ屋従業員一同も居た。

飯山と妻・素子は神社でお参りしてから来ると遅れており、大地はメトロ電業最終面接に挑んでいた。

面接官に陸王を見せ完成に至るまでの日々を楽しそうに話す大地。

面接官から「その日々の中から何を学びましたか?」と問われ、「仕事の厳しさと、そこに逃げずに挑戦する楽しさです。それが仕事の本当の面白さだと気付かされました」と、真っ直ぐに答える大地。

しかし面接官から、「念の為に聞きますが、君はこの仕事続けたいんじゃないのかい?」と問われる大地。

一方、レースの準備をする茂木に毛塚は「完走はしろよ!この前みたいに怪我で棄権なんて無様なオチは許さねぇ!」と挑発していた。

村野は会えるかわからないが、茂木の様子を見行くと言い宮沢も同行することに。

あけみは茂木にと宮沢にある物を託した。

練習会場で茂木に会い、宮沢は「どうしてもちゃんとお礼が言いたくて」と、茂木がレース中に怪我をしたあの日、倒れても諦めずに立ち上がる姿を見て陸王に挑戦することを決めた、背中を押してくれてありがとうと礼を言った。

陸王を届けられないのは残念だが、今度は自分達がいつまでも背中を押すからと伝え、あけみから預かった物を渡す。

それはシューズがダメならせめて靴紐だけでもと、皆で手編みし神社で願掛けしてもらった物だから、お守り代わりに持っていて下さいと伝える。

その時、「部外者が何やってるんだ!」と小原達が現れてしまい、「頑張れよ」と茂木に伝え去って行く宮沢と村野。

すると茂木は小原に「スイマセン、このRⅡを履くことは出来ない」と告げ、バックの中から新陸王を取り出す。

何も知らなかった宮沢は「あれは!?」と驚き、村野が自分が茂木に渡していたと話す。

茂木は自分が怪我をした時に、都合よく離れていく連中を何にも見てきた、良い時は擦り寄り都合が悪くなればあっという間に居なくなり、復帰した途端に掌を返したように近寄って来る、そして今のこはぜ屋は2年前の自分と一緒で、生きるか死ぬかの状況の中必死に這い上がろうとしている、ここでもし自分が陸王を履かなければ、苦しい時に自分から離れて行った連中と一緒になる、自分が信じた物をずっと信じていたい、陸王を履かなければ自分自身を裏切る事になると告げ、RⅡを脱ぎ陸王を履こうとする。

だが小原は冷静にランナーとして、シューズの良さで決めるべきじゃないか?と訴える。

RⅡは陸王にも引けを取らない良いシューズで履く人によっては陸王より上かもしれない・・でも技術の差は僅かでも込められた想いは雲泥の差がある、こはぜ屋は自分と一緒に走ってくれる、良い時も悪い時もRⅡを履いてる時だって気付けば隣で一緒に走ってくれていた、自分はこれからもこはぜ屋と一緒に走りたいと答える茂木。

小原は「本当にそれで後悔しないのか?君にとって人生の重大な岐路だ、情に流されて大きな目標を見失って欲しくない、世界を目指すんだろ?これが最後の忠告だ、RⅡを履きなさい」と告げ去って行った。

宮沢は涙が止まらず、茂木の元に行こうとするがレース開始15分前になり関係者以外は退場させられてしまう。

応援会場に戻った宮沢は、茂木の様子を聞く安田やあけみの質問にも上の空、選手入場が始まり宮沢と村野は茂木が選んだシューズがどちらかを固唾を飲んで見ていた。

一番最後に遅れて登場した茂木を見た宮沢は涙する。

「嘘だろ!」と茂木の履いている陸王を見て驚き、涙が止まらないあけみたち。

茂木はこはぜ屋一応の前でお辞儀し、黙って頷く宮沢。

そして「頑張れ茂木!」と応援するこはぜ屋一同。

スタート地点に立った茂木。

毛塚は「結局そっちを履いたんだ。良い靴なんだなそれ」と言う、茂木はあけみ達に貰った紐を通した陸王を「最高だ!」と答え、スタートの合図で飛び出して行った。

10km地点、焦らずにあえてペースを落とし先頭集団を見える位置でレースを進める茂木。毛塚も同じく茂木を意識し走っていた。

25km地点、毛塚がペースを上げ先頭を追いかけるが茂木はまだ自分のペースを守り走り続けていた。

30km給水地点、毛塚は先頭と差を詰める為勝負に出て給水を放棄した。

村野は茂木が緩い上り坂で他の選手がペースを落とした時にペースアップし勝負に出ようとしている事に気付く。

宮沢はそんなことすれば茂木も苦しいのでは?と疑問に思うが、「茂木は箱根を制した男です!ここで必ず勝負に出る!」と言い切る村野。

その直後、村野の予想通りに茂木は勝負に出て前を走るランナーを次々抜き去り、毛塚を射程距離に見て3位に躍り出る。

35km給水地点、毛塚は誤って給水ボトルを落としてしまう。

前回給水を放棄した毛塚は苦しい状況になり、ペースが落ちていく。

茂木は一気に毛塚に並び、そして自分の給水ボトルを毛塚に差し出す。

会場からは拍手が起こり、「ああいう奴なんです、茂木裕人は」と嬉しそうに言う村野。

38km地点、茂木と毛塚はデッドヒートを繰り返していた。

「ここまで来たら気力の勝負だ!」と叫ぶ村野。

宮沢は場所を移動する。

40km地点、宮沢はその場所で大地と合流した。

「全部ここから始まったから」と大地は言い、2人は茂木を待つ。

茂木の姿が見えたその時、先頭を走る選手が足を痛め倒れてしまう。

その光景を見た茂木は、自分がリタイアした場所でその光景を見てしまい、余計な力が入りペースが乱れてしまう。

苦しそうに必死に走り続ける茂木だが、明らかにペースは落ちてしまい毛塚が先頭に出てしまう。

苦しい状況の中頑張っている茂木に、宮沢と大地の姿が目に入る。

「諦めるな!」と叫ぶ大地、「陸王を信じて走れ!」と叫ぶ宮沢。

2人の応援で茂木は、自分のペースを取り戻す。

ゴール地点。

ほぼ一緒に並走している茂木と毛塚。

最終カーブを曲がり毛塚に追いついた茂木。

最後の力を振り絞り、先にゴールしたのは・・・茂木だった。

泣きながら喜ぶこはぜ屋一同。

大橋や御園もテレビ観戦しており、興奮していた。

毛塚は茂木に「強ぇな!」と握手を求め、「次は俺が勝つ」と告げた。

勝利者インタビューを受ける茂木。

今ここに自分が立てているのはチームの皆と、この陸王に支えられたと陸王を脱ぎ見せる。

そして、何度も諦めかけた時走るのが好きなんだと思い出させてくれたシューズで、このシューズに込められた作り手の思いがそう感じさせてくれたと伝える。

「こんな僕を応援し、ずっと支え続けてくれたこはぜ屋の皆さんに今日の優勝は捧げます」と締めくくり、それを見て涙するこはぜ屋一同。

その頃、こはぜ屋の電話はパンクするかのごとく鳴り続けていた。

数日後、茂木のおかげでこはぜ屋には陸王の注文が次から次へ引っ切り無しに入り大忙しだった。

大地は「忙しいところ悪いんだけど、ちょっと良いかな」と宮沢を呼び、メトロ電業に受かった事を報告する。

「凄いじゃないか!」と喜ぶ宮沢に、断ろうと思うとこはぜ屋で働きたい旨を伝える大地。

だが宮沢は「ありがとな」と気持ちを受け取り、メトロ電業に行きこはぜ屋に足らないことが何なのか、ここでは得られない知識や経験を蓄積して来て欲しいと伝える。

そして「世界を見て来い!そしてその大きさを俺達に教えてくれ!」それまで待っているからと伝える。

さらに、「俺もお前もこれからが本当の闘いだ、どんな時にも勝利を信じろ」と告げ、「はい!今までお世話になりました」と大地は宮沢に頭を下げる。

-- 1年後。

アトランティス小原は、本社から村野を切ったことが間違いだったと言われ、次の異動で別の会社に言ってもらうと告げられ、佐山にも見放されていた。

銀行支店長・家長は大橋と共にこはぜ屋に向かっていた。

途中、こはぜ屋の新しく出来た第2工場を見て、まさかこんな短期間でここまでになるとはと、驚いていた。

家長から売り上げについて聞かれ、30億程と答える宮沢。

社員も20人から60人に増やすことが出来、5年後フェリックスと対等な関係を作るためにはメインバンクをメガバンクに乗り換える必要があったと詫びる宮沢。

家長は、今後ともよろしくお願いしますと頭を下げ、「こちらこそ」と宮沢も答える。

「全く本当にしぶとい人達だな、こはぜ屋さんは」と言う大橋、宮沢は「やっぱりそれが、うちの一番の強みかな」と答え、2人で笑う。

靴屋の店頭には色んなカラー・タイプの陸王が並んでいた。

ダイワ食品陸上部には平瀬がコーチとして戻って来て、フェリックスがスポンサーになっていた。

茂木は東日本国際マラソンにオリンピックの切符をかけ出場していた。

それをテレビで観戦し応援するこはぜ屋一同。

大地もメトロ電業の社員食堂で、テレビを観て「行け!茂木!」と応援していた。

茂木はスタートラインに立ち、新型陸王を右手で触り前を見つめる、スタートの合図とともに走り出した。

「行けー!茂木!走れ、陸王!」と叫ぶ宮沢。

最終回(第10話) 完

まとめ・感想

幾度となく困難な壁にぶち当たり、その都度周りにいる人達に支えられ、こはぜ屋は大きく成長しハッピーエンドで良かったですね!

やはり、このチームの作るドラマは面白かったです。

また違う作品で、このチームが復活することを願っています。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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