ドラマ『監獄のお姫さま』最終回(第10話)あらすじ・ネタバレをご紹介!!
まずは、ドラマ公式HPに紹介されたあらすじをご紹介!!
爆笑ヨーグルト姫事件を調べるため、急遽沖縄に向かった検事の 長谷川 (塚本高史) と助手の 今池 (上川周作)。しのぶ (夏帆) と 吾郎 (伊勢谷友介) がパラセーリングを申し込んだボートハウスで、思いもかけない事実を知ることに…。
一方、アジトのガレージでは、実行犯と思われる プリンス (ナリット) が 若井 (満島ひかり) たちの尋問を受けていた。
プリンスは、何度聞いても同じ言葉を繰り返し答えるばかりで進展がなく、カヨ (小泉今日子) たちはお手上げ状態だった。
そんな様子を見た吾郎は、拉致したことは罪に問わない、被害届も出さないから開放するよう取引を持ちかける。
エドミルク社長誘拐事件は吾郎解放による結末を迎え、大々的に報道された。
そして舌の根も乾かぬうちに吾郎は被害届を提出し、バラバラに逃亡していたカヨたちはあっという間に身柄を拘束されてしまう。
そして、カヨの逮捕から22日。
沖縄から戻った長谷川がカヨの面会にやってきた。
晴海 (乙葉) の説得により、吾郎が被害届を取り下げたことを伝える。
何を言っても喜ばないカヨに、長谷川がある情報を… !!
(番組公式HPより引用)
5分で分る『監獄のお姫さま』最終回(第10話)ネタバレ!!
長谷川は今池と一緒に沖縄を訪れた。
「何で沖縄?」と疑問に思っている今池に、しのぶのネットに上がった動画を観てパラセイリング用のヘルメットの上にカメラが付いていた事に気付いた長谷川はそこに何か手がかりがあるのでは?と感じていた。
そして、パラセイリングの事務所を訪れ、膨大なSDカードの中からしのぶのデータを探す。
一方カヨ達は、プリンスに尋問するが何を聞いても「しのぶに頼まれて、俺がやった」としか答えず、参っていた。
ふたばは、裏にカヨ達を集合させ、もう使えるネタも無いし、どうするかを迷っていた。
その頃、長谷川は念願のしのぶのSDカードを今池が見つけていた。ネット動画と照らし合わせ確認すると、しのぶが大爆笑していた原因が吾郎の乳首が立っていた事だと謎が解けた。
手詰まり状態のカヨに長谷川から連絡が来た。「動画見れました?」と聞く長谷川に、「動画?」と答え裏に行き話をするカヨ。
そして、カヨはふたば達を裏に呼び、何やらヒソヒソト話をしていた。
吾郎は「諦めろ、今降参したら拉致したことを罪に問わないし、被害届も出さない、勇介の誘拐の事もだ」と取引きを提案する。
ふたばは、裏から吾郎に駆け寄り、「参りました」と頭を下げ、「じゃぁ、そう言う事で」と胸ポケットから笛を取り出し吹き、「撤収!」と叫ぶ。
カヨ達は「ハイ!」と返事をし、各々倉庫から脱出する。
その後開放になった吾郎は、マスコミに囲まれ「犯人たちを断じて許しません!」と、被害届を出し犯人逮捕に全面的に協力するとコメントした。
街中でその放送を見たふたばは「やっぱクズだわ、コイツ!」と吐き捨てる。
カヨ達が逮捕されたニュースをカヨの息子・公太郎も見ていた。
千夏は自ら出頭し、集まっていたマスコミにスマホを掲げ見せつけ署内に入って行った。
2018年1月15日(勾留満期日) ――。
カヨの元に面会に来た長谷川は、吾郎が被害届を取り下げた事を告げ、そして吾郎に逮捕状が出て逮捕されことを報告する。
それを聞いて「ヤッター!」と歓喜するカヨ。
2018年4月 ――
吾郎の初公判が開かれた。
傍聴席にはカヨ達の姿もあり、法廷に吾郎がまず入ってきて、そのあと長谷川がしのぶを連れて入ってきた。
証人尋問はまだ先だが、人生を左右する事だから、最初から同席することを申し出た長谷川に裁判長は許可をした。
裁判が始まり、まず長谷川は横田ユキ殺害を計画し依頼したのは誰か?と吾郎に訊ねる。
吾郎は「江戸川しのぶ・さん・です」と答えた。
沖縄でしのぶのカメラの映像を確認したが、パラセイリングで飛んでしまい何も映っておらず諦めかけた時、今池が吾郎の頭上にもカメラがある事に気付き、その映像を証拠品として提出した。
その映像には、プリンスに吾郎が自分としのぶ2人とも名前がしのぶであると教え、凶器のナイフにプリンスの指紋を付け、「これでやってもやらなくても、お前が犯人だ」と告げていた。
さらに念の為と、ICレコーダーにしのぶとの会話を録音し、午前0時に犯行現場に来るよう指示する内容が映っていた。
法廷内は騒然とする。
実はカヨ達はこの動画を2017年12月25日の日に確認していた。
吾郎に気付かれないように、千夏が出頭時に証拠品として警察に渡していた、あのマスコミに見せつけたスマホがそうだった。
この映像を見せつけ、長谷川はプリンスに殺害を依頼したのはあなたですね?と吾郎に問う。
「はい」と答える吾郎。
裁判は昼休憩に入り、「ヤッター!」とハイタッチして喜ぶカヨ達。
午後の裁判が始まり、弁護側は吾郎と江戸川乳業の関係を説明した。
吾郎の父は江戸川乳業の社員で工場勤務と配送担当だった。
ある時新製品のCM制作に伴い、社員の子供からオーディションが行われ、吾郎が受かり、社長に対してクビ宣告をするCMのチビ社長になった。
CM出演、レコードまで出し、チヤホヤされ子供ながらに誇らしかった。
だが、その経験が人生を狂わせたのかもしれないと話す吾郎。
やがて会社が経営不振で200人のリストラを行い、吾郎の父もその1人だった。
チビ社長の一家が社宅を追われいかに屈辱的で、子供心に深く傷つき、「大きくなったら社長になるぞ」というCMのセリフが呪文のように、繰り返された。
やがて江戸川乳業に入社し、がみしゃらに働き、同僚を蹴落し上司に媚を売り副社長まで登り詰めた。
そして社長になるために、しのぶに結婚前提の交際を申し込んだが、ユキが自分との関係を社長に密告してしまい、全てが台無しに。
だから、ユキを殺害し、その罪をしのぶに着せれば自分が社長になれると計画した。
当初、プリンスが実行するはずだったが、しのぶの声を録音するのに時間がかかり、別れを告げ去ろうとするユキを「それじゃダメなんだ!」と止め、自ら石碑にナイフを突き立て背中を刺し、その後ユキのムネを刺して崖から落とした。
吾郎は殺人教唆では無く実行犯だった。
裁判長から最後に証人から延べたい事はありますか?と問われ、しのぶは吾郎を可愛そうな人、社長になって満たされましたか?悲しい人と告げる。
そしてこの6年間は無駄とは思っていない、当たり前だと思っていた人の善意・優しさ・弱さとか・お節介とかが身に染みた。
刑務所に入らなければ絶対に会う事の無い、赤の他人のおばさんが恨みを晴らしてくれるなんて、怪しくて信じられないけど、信じてみた、信じるしかなかった、人を信じたおかげで自分は今ここに居ますと話す。
経験値はだいぶ上がったけど、辛かった・寂しかった、何であたしだけ・・・と話していると、吾郎が「すまなかった」と頭を下げる。
「謝らないで!こんな所でそんな形で、そんな簡単に謝って終わりにしないでよ!」と叫び、吾郎がこれから経験する苦しみを吾郎は知らない、でも自分達は知っている、しっかり罪を償ってくださいと告げ話しを終えた。
閉廷後、しのぶに呼びかけるカヨ。
しのぶは親指を立て笑顔で応える。
そしてカヨ達は「更生したぞ!更生!」と円陣を組み叫んだ。
吾郎は無期懲役が求刑されたと報道されていた。
しのぶの出所の日、刑務所前には出迎えに来たカヨ・千夏・洋子・明美の姿が。
洋子はエキストラ会社に登録し、ちょいちょいドラマ出演して「女優よ!」と言っていた。
明美は組を若い者に任せ、遺産で悠々自適な暮らしをしていた。
カヨは、タレントとして活動する千夏の専属メイクになっていた。
ふたばは所長の計らいで、下っ端だが刑務所に再就職していた。
しのぶが出て来て喜び合うカヨ達。
晴海が勇介を連れ現れ、何て言って良いかわからず、まだ何も伝えられていなかった。
勇介は「おばさん誰?」としのぶに訊ねる。
カヨが「お姫さまよ!」と教えると、「初めましてお姫さま」と勇介は挨拶し、勇介を強く抱きしめるしのぶ。
勇介はしのぶと晴海の手を握り歩き出し、刑務所内から聞こえる「ごはんの歌」を楽しそうに歌った。
カヨ達も3人を追いかけ歌う。
『三カ月後、江戸川しのぶは、EDOミルク改め江戸川乳業5代目社長に就任しました』
カヨだけ刑務所の門の前に戻ってきて、「お世話になりました!」と叫び一礼して戻って行った。
第10話 完
まとめ
とうとう最終回を終えてしまいましたね!
上手くまとめて、随所にクドカンワールドを張り巡らせ、完璧です!!
取りあえず、ハッピーエンドになって良かったです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。