ドラマ『陸王』第9話あらすじ・ネタバレ!!世界への切符を掴め!!

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ドラマ『陸王』第9話あらすじ・ネタバレをご紹介!!

まずは、ドラマ公式HPに紹介されたあらすじをご紹介!!

「陸王」に欠かせないソールを製造するシルクレイ製造機が故障し、生産再開に必要な1億円の目途が立たず窮地に追い込まれた宮沢社長(役所広司)と「こはぜ屋」。

そんなときに降って湧いた、米国企業「フェリックス」御園社長(松岡修造)からの買収案に悩む宮沢だが、こはぜ屋の従業員たちの間でも意見が分かれていた。

「こはぜ屋が人の手に渡ってもいいのか?」と大地(山﨑賢人)が心配すると、あけみ(阿川佐和子)は買収には断固反対と泣きながら訴える。

従業員の士気は下がる一方で、日々の足袋造りにも影響が出始めてしまう。

陸王の供給がストップしてしまった茂木(竹内涼真)は、「アトランティスのRⅡを履いてくれれば、ダイワ食品陸上部を資金面でも支援する」という小原(ピエール瀧)の言葉に、本意ではないがRⅡを履くことを決意。

東日本チャンピオンズカップで好成績を出せたら、豊橋国際マラソンの出場を認めてほしいと、城戸監督(音尾琢真)へ願い出た。

様々な想いが交錯する中、御園は「自社のことを知ってほしい」と、宮沢を釣りへと誘う。

焚き木の火を囲み身の上話を語り出す御園…、そんな御園に宮沢は…。

ひととき、仕事を離れて宮沢と心を通わせた御園だったが、ある日、小原から会食へと誘われる。

果たして、小原の目的とは……!?

番組公式HPより引用)

10分で分る『陸王』第9話ネタバレ!!

フェリックスからの買収の話しを美咲に聞かれてしまい、従業員達に問い詰められる宮沢。

まだ正式に決まったわけじゃないが、こはぜ屋に残された道は買収を受け入れるか、元のただの足袋屋に戻るか2つに1つしかないと伝え、自分は買収を受け入れ陸王を続けたいと告げる宮沢。

しかし猛反対をする従業員一同だが、美咲は今のままの業態も続けられ、陸王や足軽大将も作れて買収の何がいけないのか?と疑問を打ち明ける。

そこに銀行の融資担当・大橋が現れ「そんな話は信用しない方が良い」と割って入る。

買収され一旦子会社になれば、泣こうが喚こうがフェリックスの言いなりになり、買収とはそういうものだと教える。

御園はそんな人じゃない気がすると言う宮沢に、人は表向きだけでは判断できない、買収のリスクは高いが、リスクの無いビジネスチャンスも無いと告げ、決めるのは社長である宮沢だと言う。

本当は買収なんてされたくないが、大切な物を守るには仕方がないと言う宮沢に、あけみは反対し、安田もこはぜ屋を守るために陸王を開発したのに本末転倒だと指摘する。

あけみは絶対に賛成することは無いと告げ、他の従業員達と部屋を出て行ってしまい、「だったら、どうすりゃ良いんだよ」と宮沢は嘆く。

一方村野は茂木の元を訪ね、茂木から新型RⅡを見せられ陸王には及ばないが良く出来ている、今の茂木にはこれを履くのが最良の選択肢がと伝える。

こはぜ屋には入院していた冨久子が戻って来て、快気祝いをやろうと言う宮沢に「裏切者とは酒なんか飲めないわよ!」と一蹴される。

完全に従業員達はやる気を失くし、宮沢も孤立し作業ペースも落ちてしまう。

宮沢は買収の件を飯山に相談し、飯山は宮沢だからシルクレイを任せたフェリックスの御園は信用できる男だと、従業員達に責任を持って言えるか?と問う。

そんな時、御園から進捗の確認電話があり、社内調整が遅れているもう一度会って話が出来ないか?と言い2人で釣りに行くことに。

そこで、順風満帆に思えた御園の人生が何度もの挫折を乗り越えてきた人生だと知る。

御園はニューヨークのアパレル会社に勤務し、がむしゃらに働きチーフマネージャーまでなったが、ある日会社が買収され、いとも簡単に子会社のスーパーマーケットに出向させられた、しかしアパレルに未練があり退社し自分で会社を立ち上げ、妻のデザインするバックを販売した、会社の名前は妻の名から「ジャニス」といい、バックはヒットし銀行から融資してもらい一気に大量生産の勝負に出た。

だが、ある時妻からデザイン変更したいと言われ、それまでは御園の経験を基にからあれこれ口を挟んでいたが、妻はそれを納得していなかったようで新しいデザインに変更。

新しいデザインのバックは売れずに借金が残り、責任を感じた妻は新デザインを求め各地を転々とし、メキシコで巨大なハリケーンに巻き込まれ死んだ。

全てを失い日本に帰ろうとした時に、ベンチャーキャピタルに勤める知人からもう一度やるなら資金を用意すると言われ、再チャレンジを決意しフェリックスを設立した。

全てを失った経験があり、絶望を知っている事が自分の最大に強みだと語った。

宮沢は「フェリックス」とはどういう意味ですか?と問うと、妻の命を奪ったハリケーンの名前で壁にぶつかった時に、自分をかきたてる原動力だと答える御園。

「あなたは凄い人ですね」と感心する宮沢。

一方茂木は、東日本チャンピオンズカップ1万メートルに出場し、毛塚の持つ記録を更新し1位でゴールした。

宮沢は御園の事をあけみに話すが、頭では分かっているが陸王とこはぜ屋どちらかを選べと言われればこはぜ屋を選ぶと、かつてこはぜ屋を一度退社し、大手ファッションブランドで働いた時の事を話す。

大手では求められたのは裁縫技術ではなく効率を求められ、1年も経つ頃にはボロボロになっていた自分に、先代が電話してきて「そろそろ戻ってきたらどうだい?ミシンが寂しがっている」と誘ってくれた、こはぜ屋を第2の家だと思っており、あんな大手のような会社になってしまうことが怖いと告げた。

宮沢は、家が変わっても住む家族が変わらなければ、経営者が変わろうがこはぜ屋は生き続けると伝え、2人は流れる涙を止められなかった。

そして宮沢は坂本に連絡し買収を受け入れることを伝える。

だが、その頃御園はアトランティス小原と会食していた。2人はアメリカ時代に雑誌の特集で会った事がある顔見知りだった。

小原は単刀直入にこはぜ屋を買収することには何ら問題ない、その上でシルクレイをRⅡに使わせて欲しい、陸王と比べてもどっちが利益を生むかは明確だと提案する。

「確かに悪い話では無さそうですね」と言う御園。

茂木は結果を出したが豊橋国際マラソンには出さないと監督から告げられていた。

納得できない茂木だったが、アトランティス小原と佐山が現れ、アトランティス独自のデータで茂木が出ても、他の実業団ランナーの平均タイムより大幅に下回り、このデータは外れたことが無いと言われ見送るように言われる。

その時チームメイトが現れ、茂木の記録が毛塚によりまた塗り替えられたと報告を受ける。

その事を知った宮沢達は、陸王を届けられらば・・・1つだけ茂木のサイズに合ったシルクレイがあるがアッパー素材が無ければ作れないし、たった1足じゃと安田は言う。

大地はアッパー素材を探し、タテヤマ織物という会社を訪れた。

約束していた担当者が急な外出で不在と知ったが、待たせてもらう事に。

永延と待ち続けたが、結局担当者は会社には戻らず直帰することになったと言われ、肩を落とし帰ろうとした時、その担当者の上司だという人が大地に声を掛け話しを聞いてくれることに。

陸王を見せ話す大地に、その人物は「分かりました。お手伝いさせていただきます」と回答する。

大地は驚き、社内検討とかしなくて良いのか?と訊ねると、名刺を渡されその人物は社長の檜山だった。

大地が戻るかも分からない担当者を待つ姿勢に、そんな熱意を傾ける物が気になったと言い、うちにとってもこれはビジネスチャンスだから手伝わせて欲しいと言われる。

こはぜ屋に戻り、その事を報告し、タチバナラッセルよりも良い生地かも知れないと喜ばれ、褒められる。

玄さんは買収されたらフェリックスの指示する生地を使い、足袋屋に戻るなら使わないから見つからない方が良かったのかもと呟き、飯山と口ケンカになる。

大地は「ヤメテ下さい!」と言い、茂木に陸王を届けたいから皆の力を貸して欲しいと頭を下げる。

たった1足で使わなくても持っていてくれて、こはぜ屋は茂木を応援していると伝えたい、無駄かもしれないけど無意味な事じゃないとお願いする。

茂木は豊橋国際に出れない悔しさから無茶な練習を繰り返す。

監督から、お前が怪我して燻っていた時に毛塚は追われる立場のプレッシャーに打ち勝ち、以前の毛塚より強くなっている、毛塚を意識しているようじゃ毛塚に勝てない、もっと先を見据えてまずお前が勝たなきゃいけないのは自分自身だ、それが出来た時初めて毛塚を超えられると指摘される。

村野は飯山に呼ばれ新しい陸王を制作していることを知る。

茂木に会わせて欲しいと言う飯山に、これいじょう茂木に変な期待をさせないでくれ!と断られる。

だが、こはぜ屋はやると決めたらとことん寄り添ってくる、茂木も村野を待っているんじゃないのか?と飯山に言われる。

ついに5代目陸王が完成した。

計量すると以前を上回る軽さで新記録だと喜び、村野が居てくれればと話していると村野が現れる。

そして5代目陸王を手に取り、縫製は相変わらず完璧だがまだ甘いとダメ出しを出し、作り直しを要求する。

茂木に最高の陸王を届けたいんでしょ?と言う村野、届けるなら最高のこはぜ屋品質じゃないといけないと玄さんも続く。

そして出来た陸王。

村野も完璧だと太鼓判を押し、宮沢は届けるように言うが、宮沢は明日フェリックスに行き買収の手続きをする旨を告げる。

納得していない人も居るが、やっぱり陸王を諦めたくない、1つは茂木達選手の為、もう1つはこはぜ屋の為、陸王を失う事は出来ないんだと告げた。

大地をはじめ従業員達は宮沢が決めたならと納得し、あけみは反対だが自分達の技術を認めさせ、力を貸すつもりで傘下に入ろうじゃないか!と涙ながらに言い、「ありがとう」と答える宮沢。

だが飯山だけ険しい顔をしていた。

事務所で半纏を見つめ先々代から守って来たこはぜ屋が終わってしまう事に肩を落とす宮沢の所に、飯山が覚悟を惑わす事を言うがと、あけみの発言を聞いてまだ諦めるのは早いんじゃないのか?諦めの悪いのが専売特許だろ、悪足掻きしても良いんじゃないのか?とフェリックスが欲しいのはシルクレイで、それを俺はこはぜ屋だけに与えた、シルクレイを作れるのはこはぜ屋以外に居ないとアドバイスる。

茂木は毛塚の情報を持って来た佐山に、もう毛塚の情報は要らない、勝つ為に自分の走りをすると告げる。

そして翌日。

フェリックスを訪れた宮沢と坂本。

コートを脱ぐと宮沢はこはぜ屋の半纏を着ていた。

御園が良い返事を聞かせてくれると信じていたと話し出すと、「申し訳ない」と頭を下げる宮沢。

一度は買収を受け入れようと思ったが、やはり会社を売ることは出来ない、業務提携という形でシルクレイを独占的に供給するから、融資などの形で支援して欲しいと頭を下げる。

だが、御園はそんな面倒な事をする位なら最初から買収した方が分かり易いし簡単だと答える。

宮沢はその簡単さが自分を惑わす、いずれシルクレイより優れた素材が誕生した時に、時代遅れの技術を抱えたこはぜ屋に未来はあるのか?フェリックスは買収を繰り返し急成長を遂げた、だがその買収された企業の中には買収前と全く様変わりした企業や、すでに期待した役目を終え清算した企業も少なくないと告げる。

それを御園のせいとは言わないが、こはぜ屋がそういった企業の1つになるわけにはいかない、値段の付かない物にも価値はあり、こはぜ屋100年ののれんに値段をつけることは出来ないと言い、再度支援して欲しいと頭を下げる。

だが御園は融資などする位なら独自で開発した方がマシだと断るが、フェリックスに作ることが出来るんですか?と挑発するように言う宮沢。

御園は「もう結構!」と怒り、買収は無かった事に、こはぜ屋はチャンスを逃した、後悔しても遅い!と退室しようとするが、「バカにしないでくれ!」と宮沢は声を荒げ、設備投資する資金は今は無いが、シルクレイのニーズは必ずある、フェリックスがここまで欲しがった事が何よりの証明だ!それを必ず自分達は探し出す!その時後悔するのはあなたの方だ!と言い放つ。

一方茂木は監督から世界陸上予定選手が怪我をしその枠が空き、陸連が豊橋国際マラソンの優勝者をと考えている、豊橋国際に出場し世界への切符を掴んで来い!と告げられていた。

ただ黙って頷く茂木だった。

第9話 完

次回 最終回(第10話) 予告

シルクレイを手に入れるために「こはぜ屋」買収をもくろむフェリックスの御園社長(松岡修造)だったが、宮沢(役所広司)から業務提携を提案されたことで両者は袂を分かつ。

こはぜ屋の窮地は変わらないまま、大地(山﨑賢人)や飯山(寺尾聰)たちは、また一からシルクレイの売り込み先を探し、興味を持ってくれそうな企業を駆け回っていた。

一方、茂木選手(竹内涼真)は、再びアトランティスのサポート選手となり、RⅡを履くことを決意。念願の豊橋国際マラソンに出場することが決定していた。

そんな茂木へ大地と村野(市川右團次)は、「ずっと茂木選手を応援している証に…」と最後の一足となった陸王を渡したいと、ダイワ食品の城戸監督(音尾琢真)に掛け合うが、城戸は茂木を悩ませるだけだと一蹴する。

茂木に自分たちの想いを届けることもできず、陸王開発再開のメドも立たず、八方ふさがりのこはぜ屋だったが、そんなある日、御園から宮沢へある提案が投げかけられる。一体、その提案とは!?

番組公式HPより引用)

まとめ

最後の宮沢カッコ良かったですね!果たしてシルクレイはどうなるのでしょう?

そして茂木は世界への切符を掴むことが出来るのでしょうか?

次週とうとう最終回!見逃せないですね!

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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